米銀大手はリスク管理の強化を-通貨監督庁が新たな指針公表

米国の大手銀行は米通貨監督庁 (OCC)の法執行当局が支持した新たな指針に基づき、リスク管理の 改善を進め、経営陣の決定に取締役会が異議を唱えることができるよう にする必要がある。

OCCが2日公表した指針はカリーOCC長官が2012年の就任以来 提唱してきた方針を具体化したもので、サブプライム(信用力の低い個 人向け)住宅ローン危機で露呈したようなリスクテークや経営上のミス を減らすのが狙い。

カリー長官は電子メールで配布した声明で、「OCCが08年の金融 危機の原因を究明した中で、リスク管理と内部管理、内部監査にはるか に高い基準が必要だったことが判明した。当局が2日にまとめた指針は こうした監督基準を取り込み、法執行の仕組みを提供するものだ」と説 明した。

OCCは新たな指針に基づき、法執行の迅速な道筋を設定。OCC は違反の是正を銀行に指示できるほか、銀行が計画を策定しないかもし くは計画を守らない場合は、裁判所の審問を経ずに制裁金なども含めた 命令を出すことができる。

原題:Banks Ordered to Boost Risk Management to Meet OCC Expectations(抜粋)

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