マクドナルド、中国で食品安全検査を強化-顧客呼び戻し狙う

米マクドナルドは中国で食品安全責 任者を起用し、サプライヤーを対象とする抜き打ち検査を強化する。同 社や他の飲食店チェーンは、販売期限切れの食肉をめぐる中国での不祥 事を受け商品の撤去を迫られた。

マクドナルドの中国部門が2日発表したところによると、新たに創 設した食品安全責任者のポストは何らかの懸念があれば食品の仕入れや 生産に関する決定を拒否する権限を持つ。同社はまた、食品サプライヤ ーや従業員向けに匿名のホットラインを設置、第3者による監査の回数 を増やした。生産設備の監視カメラの増設もサプライヤーに要求してい る。

中国部門は電子メールで配布した資料で「マクドナルドは食品の安 全性や品質システムを向上させるためのこれら追加措置を全ての従業員 とサプライヤーが実行することを期待する」とし、「コンプライアンス (法令順守)違反は絶対に容認しない」と説明した。

マクドナルドと米ヤム・ブランズは、期限切れの鶏肉・牛肉を包装 し直し販売したとして調査を受けている米OSIグループから肉や野菜 を調達していた。ヤム・ブランズはOSIとの取引関係を全世界で解 消。一方、マクドナルドは中国でのOSIとの取引を停止したが、それ 以外の取引関係は維持している。

原題:McDonald’s Ramps Up Food Safety Checks to Lure Back China Diners(抜粋)

--取材協力:Jing Jin.

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