アジア・太平洋株式サマリー:中国株上昇、インド株は最高値

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場でハンセン指数はほぼ変わらず。携帯電話銘柄は上 昇。一方、潤滑剤などを生産する天合化工は急落し、売買停止となっ た。

中国2位の携帯電話サービス会社チャイナ・ユニコム(中国聯 通、762 HK)は4.1%高。香港の不動産開発会社、信和置業(サイノ・ ランド、83 HK)は2.2%高。前日までで5営業日続落していた。天合化 工(1619 HK)は4.9%下落。コーポレートガバナンス(企業統治)をめ ぐる問題の開示を目指すアノニマス・アナリティクスが投資判断を「ス トロング・セル」とした。

ハンセン指数は前日比ほぼ変わらずの24749.02で終了。ハンセン中 国企業株(H株)指数は0.1%高の10966.16。ハンセン総合指数は0.2% 高の3379.62。同指数の構成銘柄中、値上がりと値下がりの比率は約2 対1。

プライド・インベストメンツ・グループのルイス・ワン最高投資責 任者(CIO)は「香港と上海の証券取引所接続の順調な滑り出しが相 場一段高のきっかけとなるだろう」と予想。「投資家のセンチメントは かなり良好だ」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は上昇。上海総合指数が1年3カ月ぶりの高値を付け た。政府が防衛支出拡大を狙った措置を含む追加刺激策を講じるとの観 測が広がった。

衛星通信機器の中国東方紅衛星(600118 CH)と航天通信(600677 CH)は共に10%上昇。国営新華社通信が8月31日に報じたところによれ ば、習近平国家主席は軍にはさらなる革新が必要であり、「情報戦争」 のための新たな戦略が必要だと訴えた。

酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)と宜賓五糧液(000858 CH)を 中心に景気変動に敏感な消費者関連銘柄が値上がり。宏源証券(000562 CH)が6.5%高となるなど、証券株も高い。

人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総合指数は前 日比1.4%高の2266.05と、2013年6月5日以来の高値で終了。これで3 営業日続伸となった。上海、深圳両証取のA株に連動している CSI300指数は1.3%高の2386.46。

浙商証券の張延兵アナリスト(上海在勤)は「軍需関連株が指数の 上げを主導した」と指摘。「投資家は業界の改革について楽観的だ」と 述べた。

【インド株式市況】

指標のS&Pセンセックス指数は前日比0.6%高の27019.39と、初 めて27000の大台を超えて引けた。 *製薬会社シプラは5.3%高と、2011年11月以降で最大の値上がり *通信銘柄も総じて高く、ブハルティ・エアテルは4.2%、アイデア・セ ルラーは3.2%、リライアンス・コミュニケーションズは1.2%それぞれ 上げた

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比28.68ポイント(0.5%)高 の5658.51。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比16.28ポイント(0.8%)安の2051.58。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比113.34ポイント(1.2%)安の9399.72。