鉄鉱石価格:来年7-12月に75ドルに下落か-CLSA

鉄鉱石価格が来年7-12月(下期) に1トン当たり75ドルに下落するとの見通しを、CLSAが示した。オ ーストラリアとブラジルからの供給がさらに増加し、世界の過剰分が膨 らむ一方、中国の不動産市場の鈍化により需要の伸びが抑制されるため としている。

CLSAのアナリスト、イアン・ローパー氏(シンガポール在勤) は1日付リポートで、来年の鉄鉱石価格が平均80ドルになると予 想。2016年と17年についてはいずれも75ドルになるとの見通しを示し た。来年の価格は従来予想の85ドルから、16年と17年については80ドル からそれぞれ引き下げた。

四半期ベースでは来年1-3月(第1四半期)は90ドル、4-6月 (第2四半期)は80ドル、7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四 半期)はいずれも75ドルと見込んでいる。

ローパー氏は「供給過剰の状況は向こう数年間、悪化する一方だろ う」と指摘。中国の不動産市場の鈍化については「来年の鉄鋼需要にま すます深刻な影響を及ぼしそうだ」と述べた。

原題:Iron Ore Rout Seen Deepening by CLSA to $75 as Supply Expands(抜粋)

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