【テクニカル分析】ユーロは短期的に反発の公算-コメルツ銀行

コメルツ銀行によると、ユーロは 対ドルで1年ぶりの安値付近でいったん下げ止まり、一時的に反発する 可能性がある。

同銀のアクセル・ルドルフテクニカルアナリスト(ロンドン在勤) は1日付のリポートで、1ユーロ=1.3295ドルをターゲットと し、1.3100ドルでユーロの買い持ちポジションを追加することを推 奨。1.3050ドルを損失確定のレベルとし、昨年9月の安値1.3105ドルや 心理的節目の1.3000ドルなどが主要支持線になるとしている。

ルドルフ氏は同日、電子メールで「8月22日の高値1.3297ドルのす ぐ下の1.3295ドルをターゲットとするが、恐らくその手前で利食うだろ う」と説明。「あくまで短期的な反発になる」との予想を示した。

相場の勢いを示すテクニカル指標は、ユーロの下落が行き過ぎてい ることを示唆している。ブルームバーグ・データによると、RSI(相 対力指数、14日間ベース)は22.6と一般的に「売られ過ぎ」の目安とさ れる30を下回っており、2012年5月以来の低水準で推移している。

ユーロは過去1カ月間に対ドルで2.3%下落。これは主要16通貨中 最大の下落率で、域内景気の低迷やインフレ期待の低下で欧州中央銀行 (ECB)が追加緩和に動くとの観測が高まっていることが背景にあ る。2日のアジア市場でユーロは一時1.3117ドルまで下落。午後零時55 分現在は1.3118ドル前後となっている。

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