ロスネフチ、中国にバンコール油田事業への資本参加求める

ロシアのプーチン大統領は1日、同 国の石油会社ロスネフチが中国にロシア国内2番目の規模の石油生産プ ロジェクトに出資するよう提案したと明らかにした上で、中国の参加を 歓迎する意向を表明した。

同大統領は東シベリアのヤクーツク近郊で中国の張高麗副首相と会 談。その中で発言した。イゴール・セチン最高経営責任者(CEO)率 いるロスネフチは4-6月(第2四半期)にバンコール油田事業で日量 約44万バレルを生産。これは中国の需要の約4%に相当する。

プーチン大統領はセチンCEOの提案を説明した上で、「当局はこ の案を支持し、われわれはあなた方の参加を歓迎するだろう」と言及。 「バンコールは現在、ロシア最大の生産拠点の1つであり、将来も非常 に有望だ。われわれは概して海外パートナーの受け入れに慎重だが、わ れわれの中国の友人にはもちろん制約を設けない」と述べた。

スベルバンク・インベストメント・リサーチのアナリスト、バレリ ー・ネステロフ氏によれば、ロスネフチは恐らく中国に最大49%の権益 を少なくとも40億-50億ドル(約4200億-5200億円)で売却すると提案 する見通し。バンコールの可採埋蔵量は約5億トンだという。

ロシア大統領府ウェブサイトによれば、中国の張副首相は会談でプ ーチン大統領に対し、「中国は信頼できるパートナーだと保証する。今 や全ての主導権はあなた方にある」と語った。ロスネフチの広報はコメ ントを控えた。

原題:Russia Asks China to Join Rosneft’s Second-Largest Oil Project(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE