米農産物ファンドへの投資熱冷める-穀物生産過去最高見通し

穀物生産高が過去最高水準に達する と予想され、食肉供給も改善が見込まれることから農産物価格が下落し ており、米国の農産物ファンドへの投資熱が冷めつつある。

ブルームバーグが集計したデータによると、農産物連動型上場取引 型金融商品(ETP)への資金流入は1-5月に貴金属やエネルギーフ ァンドを上回っていた。農産物ETPの今年に入ってからの資金の純流 出額は8月29日時点で5770万ドル(約60億2200万円)となっている。エ ネルギーや貴金属、工業用金属など商品ファンド全般へはこの間に資金 が純流入しており、商品投資の総額は3億4100万ドル(0.5%)増加し た。

コーヒー生豆や生牛、豚赤身肉価格の今年の上昇率は大半の商品を 上回っているものの、綿花や大豆、トウモロコシ、小麦は弱気相場入り した。米政府は、同国の穀物収穫高が過去最高水準に達すると予想して いるため、投機家による農産物相場上昇を見込む買い越しは4月初め以 降、78%減少している。米国は世界最大の穀物生産国。世界の食料価格 は、7月にかけて4カ月連続で下落した。

原題:Agriculture ETPs Losing Investors on Record Harvest: Commodities(抜粋)

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