欧州株:上昇、ECB政策委員会に注目-対ロ追加制裁も警戒

欧州株式相場は取引終了間際に上 昇。市場参加者は欧州中央銀行(ECB)が今週開く定例政策委員会に 注目している。一方で、欧州連合(EU)加盟各国は対ロシア追加制裁 を検討しており、これが重しとなって日中はほぼ変わらずの取引が続い た。

スイスの製薬会社ノバルティスは約3年ぶりの大幅高。治験段階の 心臓病薬が通常治療よりも優れた効果を示したと発表した。フランスの 携帯電話会社イリアッドは8.8%下落。同社が米携帯電話会社Tモバイ ルUSへの新たな買収提案に向け、プライベートエクイティ(PE、未 公開株)投資会社と交渉していると、事情に詳しい関係者が明らかにし た。

ストックス欧州600指数は前週末比0.3%高の342.86で終了。ECB のドラギ総裁が低インフレとの闘いで債券購入の実施検討を示唆したこ とで、先月は1.8%上昇した。

オフィ・ジェスチョン・プリべ(パリ)の運用担当者ジャック・ポ ルタ氏は「今週のECB会合で何が起こるか、市場は様子見している」 と述べ、「ドラギ総裁が成長を支えるために行動すると言明したので、 ECBからの力強い動きを投資家は期待している。ただウクライナで続 く紛争は、EUが追加制裁を検討していることもあり、相場にはマイナ スだ」と付け加えた。

1日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇。独 DAX指数と英FTSE100指数はそれぞれ0.1%未満の上げとなり、仏 CAC40指数は0.1%未満下げた。

原題:European Stocks Advance as Investors Weigh Ukraine, Await ECB(抜粋)

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