欧州はロシアのウクライナ「攻撃」容認せず-メルケル独首相

ドイツのメルケル首相はウクライナ への「攻撃」の背後にロシアのプーチン大統領の存在を示す証拠が次々 と出ているとして、欧州連合(EU)が対ロシア制裁の強化を推し進め ると言明した。

メルケル首相は1日に連邦議会(下院)で「そもそもこれはウクラ イナ国内の紛争ではなく、ロシアとウクライナの紛争であることが歴然 としてきた」と指摘。戦闘の激化に憤りを強める同首相は、紛争解決へ ドイツが一層積極的な役割を担う姿勢を示した。

ロシアの兵士がウクライナへの侵入を続ける中、メルケル首相ら EU諸国首脳は週末の会議で、対ロ追加制裁が必要だと表明。EUの行 政執行機関である欧州委員会に対し、1週間以内に制裁案の取りまとめ を指示した。追加制裁ではロシアのエネルギー産業や金融業界が対象に なる可能性がある。

メルケル首相は対ロ制裁強化に伴うドイツ経済へのリスクについ て、いかなる経済的悪影響に対しても備えができていると発言。ベルリ ンでの記者会見で同首相は「欧州の国境を書き換えることや軍を動かし て他国を攻撃することを容認するのは、経済に対する何らかの悪影響を 受け入れるよりもはるかに危険だ」と述べた。

原題:Merkel Signals New Russia Sanctions Amid ‘Attack’ on Ukraine (1)(抜粋)

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