ロシアは「本格」侵攻開始、大戦以降最大の紛争-ウクライナ

ウクライナは東部の戦闘激化を警告 した。親ロシア分離派のリーダーは今週の協議で停戦への妥協点が見い だされる可能性があるとの見方を示した。

ウクライナのヘレテイ国防相はフェイスブックで、「欧州が第2次 大戦以来遭遇したことのない大きな戦争が、われわれの国にやってき た」とし、「われわれはロシアに対する防御を早急に固めなければなら ない。ロシアはテロリストが占拠した部分の制圧を固めるだけでなく、 ウクライナの他の地域まで進軍しようとしている」と訴えた。

ウクライナ政府によれば、ロシアの正規軍がウクライナ国内の武装 勢力に取って代わりつつあり、約1600人の兵力がウクライナ国内に侵入 している。ドイツのメルケル首相は1日、欧州はロシアのウクライナへ の侵攻を座視することをしないとして、「欧州の国境を書き換えること や軍を動かして他国を攻撃することを容認するのは、経済に対する何ら かの悪影響を受け入れるよりもはるかに危険だ」とベルリンで語った。

ウクライナ軍のリセンコ報道官によれば、ウクライナ軍はルガンス クの空港の制圧を目指した戦闘から退却した後、ドネツク付近で前線を 維持している。国防省のマチューヒン報道官が午前にフェイスブックに 掲載したビデオで述べたところによると、ウクライナ軍はそれまでの24 時間に親ロシア派の戦闘員約100人を殺害した。

1日にベラルーシの首都ミンスクで行われたロシアとウクライナ、 ウクライナの反政府勢力、欧州安保協力機構(OSCE)の協議は5日 に再開される。

自ら独立を宣言している「ドネツク人民共和国」のプルギン副首相 は、ミンスク会合の後に「戦闘と犠牲者をできるだけ少なくできるよ う、共通の立場を模索している」との声明を発表。5日に再開される協 議では、捕虜交換や将来の停戦の可能性などについて話し合うという。

原題:Ukraine Warns of Worsening Conflict as Truce Talks Seen Possible

--取材協力:Jesse Hamilton、Stepan Kravchenko、Jonathan Stearns、James G. Neuger、Ian Wishart、Rebecca Christie、Patrick Donahue、Helene Fouquet、Bryan Bradley、Andrew Frye、Kateryna Choursina、Ewa Krukowska、Vladimir Kuznetsov.

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