ドイツ、4-6月マイナス成長-ユーロ圏に暗雲

一時は盤石だったドイツ経済の強さ に亀裂が入りつつある。投資の低迷で4-6月(第2四半期)がマイナ ス成長となり、ユーロ圏経済の回復に黄信号がともった。

独連邦統計局が1日発表した4-6月の国内総生産(GDP)改定 値は前期比0.2%減。8月14日発表の速報に一致した。暖冬の影響で成 長が強まった1-3月(第1四半期)の反動があるものの、ドイツ連邦 銀行(中央銀行)は下期の回復見通しに疑問を投げ掛け、同中銀の経済 予測が楽観的に過ぎる可能性を示唆している。

ソシエテ・ジェネラルの経済責任者、ミカラ・マーカッセン氏は 「ドイツ経済の弱さはユーロ圏の重しになる。ユーロ圏は年間の成長率 とインフレ率が0-1%の間にとどまる低インフレのわなに陥ってい る。欧州中央銀行(ECB)が今月行動しないにしても、ドラギ総裁は ジャクソンホールでのメッセージを繰り返すだろう」と話した。

ドラギ総裁は8月22日、米ワイオミング州ジャクソンホールでのシ ンポジウムで物価安定のために必要なあらゆる手段を活用するとし、政 策姿勢をさらに調節する用意があると発言。幅広い資産購入に踏み込む 可能性を示唆した。ECBは今月4日に政策を決定する。

この日の発表によると、4-6月の設備投資は2.3%減、建設 は4.2%減だった。投資はGDPに0.5ポイントのマイナス寄与となっ た。

原題:German Contraction Signals Euro Area Losing Powerhouse Support(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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