ロンドン外為(午後):ユーロ一時1年ぶり安値、円は全面安

ロンドン外国為替市場でユーロは一 時、対ドルでほぼ1年ぶり安値を付けた。ユーロ圏の経済パフォーマン スが米国に劣るとの兆候を受け、ユーロの需要が後退した。

ヘッジファンドなど大口投機家は先週、対ドルでのユーロのショー トポジションを2012年7月以来の高水準に積み増した。ユーロ圏の8月 の製造業活動の拡大ペースは当初見積もり以上に鈍化し、欧州中央銀行 (ECB)が刺激策を拡大するとの見方が強まった。円は主要通貨のす べてに対して下落。日本銀行は今週、政策決定会合を控えている。ロシ アのルーブルは最安値を更新した。

カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース (CIBC)の外国為替戦略の責任者、ジェレミー・ストレッチ氏(ロ ンドン在勤)は「ユーロに対してはここしばらく弱気な見方を維持して いる」と指摘。「ファンダメンタルズの悪化とECBの追加緩和観測は 非常に良くマッチしているようだ。ユーロの自然な流れは一段の下落 だ」と述べた。

ロンドン時間午後4時48分現在、ユーロは対ドルでほぼ変わらずの 1ユーロ=1.3133ドル。アジア時間には一時、昨年9月6日以来の安値 の1.3119ドルとなった。ストレッチ氏は年末までに1.2750ドルへのユー ロ下落もあり得るとみている。対円のユーロ相場は0.2%高い1ユーロ =136円93銭。8月は0.7%下落した。ドルは円に対して0.2%上昇し1 ドル=104円27銭。前月は1.3%上昇していた。米国はレーバーデーの祝 日で、株式などの金融市場は休場。

原題:Euro Reaches One-Year Low Versus Dollar on Economy; Yen Slumps(抜粋)

--取材協力:Kristine Aquino.

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