チューリヒの「レッドライト」薄暗く-バンカー交際費に監視で

チューリヒのレッドライト(風俗) 地区が薄暗くなっている。主な顧客だったバンカーらが支出を控えてい るからだ。

ラングストラッセ地区では風俗店やキャバレーが閉店し、流行に敏 感なバーや電子音楽をかけるクラブに代わっている店が目立つ。バック パッカー向けのホステルになったところまである。金融業界同様に、風 俗業界も控えめを心掛けているようだ。

チューリヒの中心部にあるナイトクラブ、プティ・プランスのマネ ジャー、ケビン・ジョリア氏は「時代は変わった。バンカーたちは接待 した相手が誰か、なぜ金を使って接待したか、本当にそれが必要だった かをきちんと示さなければならなくなった」と話している。

ニューヨークのタイムズスクエアの風俗店は警察が取り締まり、ロ ンドンのソーホーは地価高騰で風俗街から高級地区に変身しつつある。 チューリヒではスイス最大の銀行UBSが救済されるに至った2008年の 銀行危機が、風俗業界に副作用をもたらすことになった。スイス国立銀 行(中央銀行)の統計によれば、同国金融サービス業界の正社員数は09 年以降に6000人減り10万5000人になっている。

原題:Zurich Red-Light District Dims as Bankers Curb Spending: Cities(抜粋)

--取材協力:James Kraus.

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