ブラジル次期大統領候補シルバ氏、中銀総裁の任期設定を表明

ブラジルの次期大統領候補、マリ ナ・シルバ氏は29日、できるだけ早期にブラジル中央銀行の総裁に一定 の任期を設けると表明した。中銀がインフレ鈍化に向け必要な措置を取 るために独立性を高めるのが狙い。

シルバ氏は29日、4.5%のインフレ目標への明確な取り組みに加 え、当局の為替介入を減らし、公会計の透明性を高めることを盛り込ん だ政策綱領を発表。投資家やトレーダーの要望に沿った内容が示され た。同氏はスピーチの中で、こうした政策がブラジルの信頼性回復に寄 与するとの見解を明らかにした。

バンコ・エスピリト・サント・ジ・インベスチメントのチーフエコ ノミスト、ジャンキエル・サントス氏は電話でシルバ氏の公約につい て、「全般的な課題は市場が望む方向に進んでいる」と指摘。「中銀の 正式な独立性や財政の透明性・コントロールは市場が支持するタイプの 変化だ」と述べた。

ブラジル中銀の独立性は法的に確立されておらず、大統領は中銀総 裁を更迭する権限を持つ。ルセフ大統領率いる労働党(PT)のルイ・ ファルカン党首は5月のインタビューで、中銀に業務上の自主性が認め られていると指摘した上で、選挙で選ばれた議員が金融政策の最終決定 権を持つべきだとの考えを明らかにしていた。

原題:Silva Pledges Fixed Term for Brazil’s Central Bank President (2)(抜粋)

--取材協力:Arnaldo Galvao、Filipe Pacheco.

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