経営学部卒業生の就職、投資銀もNPOも女性が不利-BW誌

同じ経営学部卒業生でも、女性は男 性より企業から採用のオファーを受けにくい。ブルームバーグ・ビジネ スウィーク誌がまとめたデータから分かった。

それによると、経営学を専攻し今年卒業した女性で、1月までに採 用のオファーを受けたのは52%だった。これに対し男性は57%。

バンダービルト大学オーウェン経営大学院のジェシカ・ケネディ教 授は「職のオファーは限られている」と話す。女性にとっての難しさの 一つには、面接の時にしっかりと自分を主張することが女性にはプラス にならない場合がある一方、自信がなさそうにみられるのも不利だとい う点だと同教授は指摘。「有能さと好感度の両方の点で良い印象を与え るのが、女性は男性よりも難しい」と解説した。

女性の方が就職志望率が高い分野ですら、男性の方が職を得やす い。非営利企業への就職は女性の方が男性の3倍の割合で志望するが、 それでも採用されやすいのは男性だ。一方、男性の志望者が多い投資銀 行業界では、やはり男性の方がはるかに採用されやすい。

ヘルスケアも女性の志望率が高い分野だが、採用オファーを受ける のは女性が54%に対して男性が65%。公務員を志望した場合も採用提案 があるのは男性53%、女性43%。公務員を志望する女性の割合は男性よ り15%高い。

伝統的に女性が好む業界は、男性を採用することで業界の格が上が ると感じているのかもしれないとケネディ教授は分析した。

逆に男性が多数を占める投資銀行業界は、男性卒業生の7%が就職 を志望するのに対して女性は2%のみ。男性は71%が職のオファーを受 け女性は59%にとどまる。ただ、投資銀を除いた銀行と金融サービスで はオファーを受ける割合は男性と女性でほぼ同じで、最も格差のない業 界だった。

就職活動をする卒業生は性別にかかわらず、影響力のある人脈を作 るようケネディ教授はアドバイスした。

調査はブルームバーグ・ビジネスウィーク誌が4月に公表した経営 学部のランキングのための一環だが、就職活動の成否に関するデータは 今回初めて公表された。

原題:Women Graduating in Business Get Fewer Job Offers Than Men (抜粋)

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