遺体埋葬に5日も、移動手段の制限で-エボラ感染地域

リベリアではエボラ出血熱で死亡し た人の埋葬に最長5日かかっている。救急車や燃料が不足しているため で、過去最悪の感染拡大に見舞われている地域の不安と孤立状態が一段 と深まっている。

世界保健機関(WHO)で緊急リスク管理・人道支援担当ディレク ターを務めるリック・ブレナン氏は、車と燃料の不足でWHOなどの支 援団体による感染地域へのアクセスや新たな症例の調査が妨げられてい ると訴えた。

同氏はリベリアの首都モンロビアから電話取材に応じ、「活動には 多くの車と燃料が必要だが、どちらも足りない。悪路で車体が傷むた め、車も長持ちしない」と現状を説明した。

WHOの勧告に反して航空会社が西アフリカへの旅客便をキャンセ ルしていることも、必要な人材と物資を感染地域に送り届けることを困 難にしている。WHOのケイジ・フクダ事務局長補は、こうした制約が 現地の人々を孤立状態に追いやると指摘。電話取材に対し、企業が撤退 して航空会社が現地への運航中止を継続したり一段と便数を削減すれ ば、経済や社会に及ぼす影響が深刻化すると述べた。

原題:Unburied Bodies Show Transportation Woes in Areas Hit by Ebola(抜粋)

--取材協力:Kari Lundgren、Deena Kamel Yousef、Makiko Kitamura、Elise Zoker、Ekow Dontoh.

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