ECB追加刺激観測で高リスク国債の魅力高まる-スカーゲン

ノルウェーの運用会社スカーゲンの テルス・ファンドでポートフォリオ・マネジャーを務めるトルゲイル・ ホーエン氏は、欧州中央銀行(ECB)が追加刺激策を実施するとの観 測を背景に欧州周辺国の国債を保持していると語る。

以前ノルウェー中央銀行に勤務していたホーエン氏は27日のオスロ でのインタビューで、「ユーロ圏の一部中核国、すなわちドイツとフラ ンスが予想よりも厳しい状況にあることから、ECBは域内の名目金利 引き下げとスプレッド縮小に向けさらなる行動を迫られよう」と発言。 「結局、ECBが全てのユーロ導入国の国債を所有して初めて十分な対 応となる」と指摘した。

ドラギECB総裁は先週、政策委員会は「物価安定を確実にするた めに必要ならば利用可能なあらゆる政策手段を活用する」方針で、「政 策スタンスをさらに調整する用意がある」と述べていた。同総裁はイン フレ期待が2%を下回っているとも語った。

ブルームバーグの集計データによれば、ホーエン氏が運用するテル ス・ファンドのリターンは年初来で約8%、過去1年間では9.1%だっ た。同ファンドの投資配分は米国債が最大で、次いで欧州復興開発銀行 (EBRD)債となっている。

ブルームバーグ集計データでは、域内各国の国債で年初来リターン 1位は引き続きギリシャ債(32%)で、2位はポルトガル債(19%)。 イタリア債は12%、アイルランド債は11%だった。最低はドイツ債 で7.3%。

原題:Draghi Bailout Speculation Raises Risky Debt Allure for Skagen(抜粋)

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