米ゴールドマン:ニッケルの在庫増、金属担保融資調査が一因

米ゴールドマン・サックス・グルー プは、ロンドン金属取引所(LME)でのニッケル在庫の増加につい て、オーストラリアと中国の在庫が移動した結果であり、実際の需給を 反映したものではないとの見方を示した。

インドネシアが鉱石輸出を禁止する一方、世界の需要が拡大してい るにもかかわらず、LMEのニッケル在庫は今年に入って25%増加し過 去最高の32万6466トンに達した。

マックス・レートン氏らゴールドマンのアナリストは27日付リポー トで、2013年の年初以降に増加した約18万5000トンのうち最大8万トン は、中国の青島港での金属を担保とした融資をめぐる調査が実施された ため、豪州の在庫と中国の保税倉庫の在庫が移動したものであると指摘 した。

ゴールドマンはリポートで「LMEのニッケル在庫は引き続き大幅 に増加しており、市場で継続している供給過剰の規模について疑問の声 が上がっている」と説明。在庫の増加は「今年の世界のニッケルの需給 バランスを示すものではない」とコメントした。

原題:Goldman Says Nickel Stock Build Partly Result of Qingdao Probe(抜粋)

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