エボラ熱感染拡大を懸念、ボツワナがコンゴからの銅輸送拒否

ボツワナは、コンゴ(旧ザイール) で発生したエボラ出血熱感染の拡大を防止するため、同国からの入国を 禁止した。コンゴはアフリカ最大の銅生産国で、同国からの銅輸送も拒 否している。

28日に入手した25日付の指示書によると、ボツワナの市民権・移民 局は担当者に対し、コンゴからの旅行者の入国を禁止するよう指示し た。米フリーポート・マクモランや中国の金川集団などの企業が生産し た銅とコバルトの輸送を手掛けるコンゴ最大手のハクナ・マタタ・サー ルは、ボツワナとザンビアとの国境付近のカズングラで同社のトラック 少なくとも20台が足止めされたとしている。

英商品調査会社CRUグループによれば、コンゴは昨年、銅生産で 世界6位、コバルト生産では首位だった。コンゴで生産された銅の大半 は同国のカタンガ州から約3500キロメートル離れた南アフリカ共和国の 港湾都市ダーバンか、タンザニアの商業都市ダルエスサラームまで陸路 で輸送される。

世界保健機関(WHO)によると、コンゴ北部の赤道州で感染が確 認された7月28日以降、同国ではエボラ出血熱によって少なくとも13人 が死亡。少なくとも1427人の死者が出ている西アフリカのウイルスとは 種類が異なると考えられている。

原題:Congo Copper Shipments Halt as Botswana Bars Entry on Ebola (1)(抜粋)

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