ウクライナ情勢緊迫でシカゴ小麦が8週間ぶり高値-供給懸念

シカゴ市場の小麦相場は8週間ぶり の高値を付けた。ウクライナとロシアの緊張が高まる中、黒海地域から の供給に支障が出るとの見方が広がったことが要因。

ウクライナのポロシェンコ大統領は28日、ロシアによる「事実上 の」侵攻に対する防衛策を協議するため、緊急安全保障会議を招集し た。米農務省の12日の発表によると、ウクライナとロシアは世界の小麦 輸出の21%を占める見通し。投機家による小麦相場下落を見込む売り越 しは3週連続で減少した。

INTL・FCストーンの商品リスク管理担当者、マット・アマー マン氏は28日にミネソタ州で電話インタビューに答え、「現時点では全 て推測の段階だ。情報が錯綜(さくそう)し、市場で懸念が生まれてい る。ファンドは売りポジションを取っているため、買いが入ってくるだ ろう」と指摘した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物12月限終値は前日 比1.7%高の1ブッシェル当たり5.7175ドル。一時は5.7925ドルと、7 月3日以来の高値を付けた。月間ベースでは4月以来の上昇となる可能 性が高まっている。

原題:Wheat Jumps to 8-Week High on Rising Black Sea Region Tension(抜粋)

--取材協力:Phoebe Sedgman.

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