ユーロ圏翌日物金利が初のマイナス圏-独国債利回りも低下

28日の短期金融市場でユーロ圏無担 保翌日物平均金利(EONIA)が初めてゼロを下回った。欧州中央銀 行(ECB)が中銀預金金利をマイナス圏に設定する中、ユーロ圏の短 期市場金利や債券利回りは低下している。

EONIAはマイナス0.004%に低下。前日はプラス0.011%だっ た。ECBが6月5日に中銀預金金利をマイナス0.1%に引き下げたこ とを受け、借り入れコストは低下している。

カンザスシティー連銀が主催した米ワイオミング州ジャクソンホー ルでのシンポジウムでECBのドラギ総裁が行った発言を受け、早けれ ば9月4日の定例政策委員会で新たな緩和策が発表されるとの観測が強 まり、今週はユーロ圏全体で債券価格が上昇した。

ウクライナとロシアの緊張が再び高まる中で、ドイツ10年債利回り はこの日、過去最低の0.87%に低下。同日発表された8月のユーロ圏景 況感指数はエコノミストの予想よりも大幅に低下した。

原題:Euro-Area Money Market Rates Fall Below Zero for First Time(抜粋)

--取材協力:Alexandra Harris.

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