欧州株:1カ月ぶり高値から反落-ウクライナ情勢を警戒

28日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は前日に1カ月ぶり高値を付けていた。バリュ エーション(株価評価)への懸念が強まった。ウクライナで政府軍と親 ロシア派分離主義者の戦闘が激化したことも注目された。

オンライン食品販売の英オカド・グループはここ2年で最もきつい 値下がり。レッドバーンが同銘柄を売りに指定した。一方、イタリアの 電話会社テレコム・イタリアは1.3%上昇。仏メディア企業ビベンディ がグローバル・ビレッジ・テレコム(GVT)部門の売却をめぐり、ス ペインのテレフォニカを選好したためだ。光学製品メーカー、仏エシロ ール・インターナショナルは4.3%上昇。上期の調整後利益が11%増え たことが買い材料。

ストックス欧州600指数は前日比0.7%安の341.05で終了。8月のド イツ失業者数が予想に反して増加したことも下落要因となった。欧州中 央銀行(ECB)のドラギ総裁が刺激策拡大を示唆したことを受けて、 同指数は前日までの3営業日で2%上げていた。

セブン・インベストメント・マネジメントの投資マネジャー、ベ ン・クマール氏は「株価指数は過去数週間にわたり順調に推移してい た。米経済データが予想に届かないことに備え、一部資金が引き揚げら れている可能性がある」と発言。「ドイツ失業者増など、最近の悪いユ ーロ圏経済ニュースはECBに行動を促すほどひどくはないが、相場上 昇を引き続き支えるほど良くもなかったと捉えられている」と述べた。

28日の西欧市場では18カ国中16カ国で主要株価指数が下落。英 FTSE100指数は0.4%、仏CAC40指数は0.7%それぞれ下げ、独 DAX指数は1.1%安となった。

原題:European Stocks Decline From One-Month High as Ocado Group Falls(抜粋)

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