4-6月米GDP:年率4.2%増に上方修正、設備投資が寄与

4-6月(第2四半期)の米実質国 内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正された。企業の設備投 資が大きく伸びた。

米商務省が28日発表した4-6月の実質GDP(季節調整済み、年 率)改定値は前期比4.2%増と、速報値の4%増から上方修正された。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値 は3.9%増だった。

レイモンド・ジェームズ・アソシエーツのチーフエコノミスト、ス コット・ブラウン氏は「景気回復は一層しっかりと定着しつつある」と 指摘。「企業は需要増加について楽観の度合いを強めている。最終的に 金融当局は緩和策からの引き揚げを真剣に考えなければならない。ただ 今すぐ急ブレーキをかける必要はない」と述べた。

今回のGDP改定値では、企業による機器や構築物投資の上方修正 や純輸出のマイナス寄与の縮小が示された。一方で在庫投資は速報から 下方修正された。

設備投資や住宅投資を含む固定資本投資は8.1%増と、2012年1- 3月(第1四半期)以降で最大の伸び。設備投資は8.4%増に上方修正 された。一方で住宅投資は7.2%増に下方修正された。

企業利益、前年比マイナス

改定値で初めて発表される企業利益は8%増と、10年7-9月(第 3四半期)以来の大幅な伸び。今年1-3月は9.4%減だった。4-6 月は前年同期比では0.3%減。

経済全体の約7割を占める個人消費は2.5%増で速報値から変わら ず。

インフレ調整後の実質可処分所得は4.2%増と、前期の3.4%増から 伸びが加速した。

今回の統計では1-3月の賃金・給与も改定された。1-3月の賃 金・給与は1313億ドル増と、従来発表の1351億ドル増から下方修正。4 -6月は1036億ドル増だった。

国内最終需要は3.1%増と、速報値の2.8%増から上方修正され、こ こ4年で最大の伸びとなった。

い。

原題:Economy in U.S. Expands 4.2%, More Than Previously Forecast (2)(抜粋)

--取材協力:Alexandre Tanzi.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE