ドイツの8月インフレ率は0.8%-ECB総裁は資産購入検討中

ドイツの8月のインフレ率は前月と 同水準となった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ユーロ圏の 物価上昇圧力を高めるのに一段の景気刺激措置を取る可能性を示唆して いる。

ドイツ連邦統計局が28日発表した8月の消費者物価指数(CPI) 速報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比0.8%上昇した。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト23人の予想中央値と一致し た。前月比では横ばいとなった。

ECBは9月4日の政策委員会で物価下落と景気刺激を目的とした 追加刺激策が必要かどうかを議論する。ドラギ総裁は先週の講演でイン フレ期待の低下を指摘し、大規模な資産購入の観測をあおった。

ノルトLB(ハノーバー)のエコノミスト、マリオ・グルッペ氏は 「エネルギーと食料品が安いため、インフレ率はこの水準にとどまるだ ろう」とし、「ドラギ総裁は大きく方向を転換した。9月に追加措置が 打ち出されることはあり得ると思う」と語った。

ブルームバーグがまとめた別の調査によれば、8月のユーロ圏イン フレ率は0.3%と、前月の0.4%から低下すると見込まれている。これ は2009年以来の最低。ECBは2%弱のインフレを政策の目安としてい る。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)は29日に物価統計を発 表する。

原題:German Inflation Unchanged as Draghi Weighs Quantitative Easing (抜粋) Germany August Preliminary Consumer Prices: Summary (Table)(抜 粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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