8月ユーロ圏景況感100.6、予想下回る-追加刺激の必要示唆

ユーロ圏では8月の景況感指数が予 想より大幅に低下した。一段の景気刺激が必要な可能性があるとみるド ラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の懸念が裏付けられた形だ。

欧州連合(EU)の欧州委員会が28日発表した8月のユーロ圏景況 感指数は100.6と、7月の102.1(改定値)から低下した。ブルームバー グがまとめたエコノミスト25人の調査では中央値で101.5が見込まれて いた。

ユーロ圏のインフレ期待が低下しつつあり、データは2009年以来で 最低のインフレ率と失業率高止まりを示すと見込まれる中、ドラギ総裁 はECBが量的緩和(QE)に近づきつつあることを示唆した。

RBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、ティモ・デルカル ピオ氏は、ユーロ圏の「企業景況感と消費者信頼感の低下が景気を落ち 込ませている」としながらも、「資金調達環境の改善と主要貿易パート ナーの成長、景気を支える金融政策のどれもが今年後半の持ち直しを支 えるだろう」と述べた。

ECBは9月4日の政策委員会で、6月に発表した大胆な政策パッ ケージがデフレ回避と成長促進に十分かについて議論する。同日には最 新の経済見通しも公表される。

発表によると、製造業景況感指数はマイナス5.3と、7月のマイナ ス3.8から悪化。建設業景況感指数はマイナス28.4で、前月のマイナ ス28.2から小幅低下。サービス業景況感指数はプラス3.1と、前月のプ ラス3.6を下回った。8月の消費者信頼感指数の改定値はマイナス10 で、21日公表の速報値と一致した。

原題:Euro-Area Economic Confidence Falls in Sign More Stimulus Needed (抜粋) Eurozone Aug. Consumer, Business Confidence: Summary (Table)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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