ドイツ:8月失業者は前月比2000人増、予想外-失業率は6.7%

ドイツでは8月の失業者数が予想に 反し前月比で増加した。ユーロ圏経済の回復停滞とロシアとの間の緊張 が、独経済の見通しに影を落としている。

独連邦雇用庁(FLO)が28日発表した8月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比2000人増の290万1000人。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたエコノミスト30人の予想中央値は5000人減だ った。失業率は6.7%で前月と変わらず、約20年で最低の水準を維持し た。

4-6月(第2四半期)にマイナス成長に陥ったドイツ経済の回復 の強さが、ユーロ圏景気を決定的に左右する。回復のもたつきと2009年 以来の低インフレの中、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は量的緩 和(QE)に踏み込む可能性を示唆した。

DZ銀行(フランクフルト)のエコノミスト、ミヒャエル・ホルシ ュタイン氏は「ドイツ経済は今年の初めごろほど良い状態にはない」と 指摘。「労働市場は依然として堅調だが、景気見通しがさらに悪化すれ ば、雇用にも年内に影響が出てくるだろう」と述べた。

原題:German Unemployment Unexpectedly Rises as Risks to Economy Build(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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