サッカーママがFIFA提訴、ヘディングの危険性に対策要求

サッカーをする少年少女の母親たち とサッカー選手が国際サッカー連盟(FIFA)を提訴した。ヘディン グによる脳への悪影響を示す証拠が増える中、脳震盪(しんとう)に対 処する効果的なガイドラインの採用を怠っていると主張した。

サンフラシスコの連邦裁判所に27日提出された訴状で原告らは、 「蔓延(まんえん)」する頭部のけがからプレーヤーを守るため、指針 とルールの変更を求めた。米国の未成年と成年のサッカーを統括する団 体も被告に指名された。金銭的要求はしていない。

訴状によれば世界のサッカー人口は2億4000万人以上で、米国のユ ースのリーグでは800万人がプレーする。「サッカーは1試合当たりの 脳震盪の発生件数が最も多い競技の一つだ」と原告らは論じ、ヘディン グが後になって脳の損傷を引き起こし、成人アマチュアプレーヤーの記 憶力に影響を及ぼし得ることを示す研究結果があると指摘。FIFAと 米国のサッカー団体が選手の頭のけがに関して効果的な指針の採用を怠 っていると訴えた。

サッカーでの脳震盪のほぼ3分の1は、ヘディングによって、ある いはヘディングしようとして他の選手や備品あるいは地面とぶつかって 起きるという。

原題:Soccer Moms Sue FIFA for Not Doing Enough About Concussions (3)(抜粋)

--取材協力:Tariq Panja.

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