英国の影響力大きい職位、私立学校出身者が大半占める-調査

英国で影響力の大きい職位に就いて いる人々の大半が私立学校出身であることが、同国教育省の諮問グルー プの調査で明らかになった。公平で機会均等の国であるとする同国の主 張に対し疑問の声が上がっている。

社会的移動性・児童貧困委員会が、影響力の大きい職位に就いてい る4000人を対象に実施した調査によると、上席判事の71%、軍の上級将 校の62%、事務次官の55%、上級外交官の53%、上院(貴族院)議員 の50%が私立学校の出身だった。英国民のうち私立学校の出身者はわず か7%。閣僚についても、私立学校出身者の割合は国民の5倍に上る可 能性が高いことが分かった。

同委員会のアラン・ミルバーン委員長は文書で「英国の最高職位は 引き続き、狭い範囲のバックグラウンドを持つ人々によって占められて いる」と指摘。「重要な機関は仲良しクラブのようだ。英国は極めてエ リート主義的であるという結論を回避することは難しい」と述べた。

調査によると、最高職位の人々の大半がオックスフォード大学かケ ンブリッジ大学で教育を受けており、上席判事の75%、閣僚の59%、外 交官の50%、新聞のコラムニストでは47%を占めた。

原題:Privately Educated Still Dominate Top U.K. Jobs, Report Shows(抜粋)

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