イタリア4大銀は3.7兆円調達目指す-ECB条件付き長期オペ

イタリア最大の銀行ウニクレディト など同国の4大銀行は、欧州中央銀行(ECB)が9月に初めて実施す る銀行融資促進のための条件付き長期リファイナンシングオペ (TLTRO)を利用し、合計で最大270億ユーロ(約3兆7000億円) の資金調達を目指している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにし た。

非公開情報であることを理由に関係者の1人が匿名を条件に語った ところでは、ウニクレディトは70億ユーロの資金供給を求めてオペに応 札する予定。別の関係者によれば、イタリア銀行3位のモンテ・デイ・ パスキ・ディ・シエナはTLTROを利用し、今年の目標額の約半分に 相当する30億ユーロを調達したい意向という。

イタリア銀行2位のインテーザ・サンパオロは、TLTROを通じ て130億ユーロを調達する計画を明らかにしているが、関係者によれ ば、応札額については検討を続けており、現金持ち高を考慮してオペ入 札直前に決定することになりそうだ。バンコ・ポポラーレは9月の入札 で最大38億ユーロの資金供給を受けるために融資データを提出したとい う。

バークレイズのアナリスト、ジュゼッペ・マラフィノ氏(ロンドン 在勤)が21日の顧客向けリポートで公表した推計によると、ユーロ圏の 銀行全体では、9月のTLTRO入札で約1100億ユーロ、次回12月の入 札でさらに1600億ユーロの資金調達が行われる見通しだ。

原題:Italy’s Top Banks Said to Be Seeking Up to $36 Billion From ECB(抜粋)

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