アジア・太平洋株式サマリー:香港、中国株下落-印株は最高値

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。ハンセン指数が約2週間ぶりの安値となっ た。中国の不動産銘柄が売られたほか、投資家が企業決算を織り込ん だ。

中国本土の住宅建設会社の碧桂園(カントリー・ガーデン・ホール ディングス、2007 HK)は5%安と、4月以来の大きな下げとなった。 割安な水準でライツイシュー(株主割当増資の一種)を行うと発表した ことが嫌気された。中国国有の不良資産受け皿会社4社の一角、中国信 達資産管理(1359 HK)は7.1%安。1-6月(上期)の利益が予想を下 回った。

チャイナ・テレコム(中国電信、728 HK)は5.7%高。JPモルガ ン・チェースが同銘柄の投資判断を「オーバーウエート」に引き上げ た。

ハンセン指数は前日比0.7%安の24741.00で終了。ハンセン中国企 業株(H株)指数は1.3%安の10931.60。

CMCマーケッツのストラテジスト、デズモンド・チュア氏(シン ガポール在勤)は、「香港株式相場は力強く上昇していたため、値固め 局面入りしてもおかしくない状況だ」と指摘した。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が約3週間ぶりの安値となっ た。新規株式公開(IPO)で既存銘柄から資金が流出するとの懸念が 広がった。

内蒙古包鋼稀土高科技(600111 CH)と五鉱稀土(000831 CH)がそ れぞれ1.5%下げるなど資源株が安い。酒造メーカーの宜賓五糧液 (000858 CH)は2.3%安。1-6月(上期)に減益となったことが響い た。一方、広匯能源(600256 CH)は値幅制限いっぱいの上昇となり、 エネルギー株の上げをけん引した。政府から原油輸入の認可を得たこと が好感された。

人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総合指数は前 日比0.6%安の2195.82と、8日以来の安値で終了した。上海、深圳両証 取のA株に連動しているCSI300指数は0.7%安の2311.28。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は、「市場の主な懸念材料 は今週のIPOだ。IPO銘柄狙いで売る投資家もいれば、IPOに伴 う資金流出の結果起きる相場下落を避けるため売る投資家もいる」と指 摘した。

【インド株式市況】

指標のS&Pセンセックス指数は前日比0.3%高の26638.11で終了 し、4日連続で最高値を更新した。月間ベースでは2.9%上げ、2007年 1月以降で最長の7カ月続伸となった。 * 前週末比では0.8%上げた * 資本財銘柄指数は1.4%上昇、ラーセン・アンド・トゥブロは1.5%、 バーラト重電機は5.1%それぞれ値上がり * 石油・ガス株指数は1.1%高で、インド石油ガス公社(ONGC)は 約1週間ぶりの高値を付けた * 29日のインド株式市場は祝日のため休場となる

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比26.77ポイント(0.5%)安 の5624.41。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.83ポイント高の2075.76。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比7.22ポイント(0.1%)安の9478.37。

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