米軍のシリア空爆、反「イスラム国」同盟の協力が前提

オバマ米大統領はイスラム教スンニ 派の過激組織「イスラム国」に対する軍事攻撃をシリアに拡大するかど うかを決定する前に、中東やその他の関係国の協力を取り付けようとし ている。

ホワイトハウスのアーネスト報道官は26日の記者説明で、「米軍に はこうした状況に影響を及ぼす強大な能力が備わっている」とした上 で、「しかしながら持続可能な解決をもたらすには、当該地域の各国政 府のほかに、事態の展開次第で重大な損害が生じ得る明確な関心のある 関係各国による実効的な同盟が必要になる」と述べた。

同報道官によれば、オバマ大統領は戦闘の場をイラクから隣国のシ リアに拡大するかどうかまだ決定していない。匿名の国防総省関係者 は26日、ホワイトハウスはシリア上空での偵察活動を承認したと述べ た。AP通信は匿名の米政府関係者を引用し、偵察飛行はすでに始まっ ていると報じた。

アーネスト報道官はイラクとシリアの両方でイスラム国を攻撃する ための協力国を求めて、複数の米政府当局者が動いているが、「当該地 域の他の諸国による建設的な貢献」次第になるだろうと述べた。具体的 にどの国と接触しているかについては述べなかった。

米紙ニューヨーク・タイムズは複数の匿名関係者による情報とし て、可能性の高い国としてオーストラリアと英国、ヨルダン、カター ル、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)を挙げた。

原題:U.S. Seeks Allies Before Syria Military Action on Islamic State(抜粋)

--取材協力:Tony Capaccio.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE