ハーバード大の寄金、運用者の報酬急増に卒業生が「仰天」

かつてハーバード大学寄付基金の運 用者の報酬を批判した卒業生グループが、この3年間で報酬が2倍以上 に跳ね上がったとして再び苦言を呈した。

納税記録によると、基金を運用するハーバード・マネジメント は2013年6月末までの1年に、給与と賞与、手当を合わせて1億3280万 ドル(約138億円)支払った。これは10年6月期の6350万ドルの2倍を 上回る。327億ドル相当の基金を運用する同社の12年の従業員数は324人 で、09年から19%増えた。

ハーバードの1969年クラスの卒業生9人はドルー・ファウスト学長 に宛てた書簡で、「仰天すべき事実が分かった。報酬は基金の運用資金 よりもはるかに速いペースで増えている」と書いている。20日付の書簡 のコピーをブルームバーグ・ニュースが入手した。基金の運用資産は金 融危機前のピークを回復するまでに「まだ長い道のりがある」のに、報 酬はその回復を著しく上回るペースで伸びているという。

ハーバードの基金は大学の寄付基金として世界最大。08年のピーク 時には369億ドル規模だったが信用危機で損失を被り、09年6月末まで には260億ドルに資金を減らしていた。

原題:Harvard Endowment Compensation Sparks Letter From Alumni (1)(抜粋)

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