電子たばこの屋内使用と未成年者への販売禁止を-WHO勧告

世界保健機関(WHO)は26日、電 子たばこの屋内での使用と未成年者への販売を禁止すべきだとの報告書 を発表した。

WHOはまた、メーカーが説得力ある証拠を提供できるまで、電子 たばこが禁煙の助けになる可能性があるとの主張を控えるべきだと指摘 した。WHOの勧告は10月にモスクワで開かれる「たばこ規制枠組み条 約」の会合で議論される。

同報告書を受け、電子たばこの規制方法や従来のたばこと比べて安 全かどうかについて議論がさらに活発化しそうだ。米国心臓協会は25 日、電子たばこは禁煙を目指す人の最後のよりどころとして試す価値が あるとの見解を示した。

WHOは適切に規制された電子たばこに完全に切り替えた成人喫煙 者は以前ほど有害物質にさらされないものの、どの程度リスクが低下す るか不明だと説明。また、電子たばこは禁煙を後押しするために使用さ れるよりも、非喫煙者が喫煙を始めるきっかけになりかねないと懸念を 表明している。

禁煙手段として電子たばこを擁護する人々は、WHO勧告が有害無 益だと主張している。薬物乱用問題に取り組む公益団体ノリッジ・アク ション・チェンジの共同ディレクター、ジェリー・スティムソン氏は電 子メールで送付した発表資料で、WHOが「電子たばこのリスクを誇張 している」と指摘。同氏を含む科学者・研究者53人は今年に入り、たば こと同じ方法で電子たばこを規制しないよう訴える書簡をWHOのチャ ン事務局長に送付した。

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