オバマ米大統領、シリア上空の偵察飛行を承認-当局者

オバマ米大統領は米軍によるシリア 上空の偵察飛行を承認し、過激派武装組織「イスラム国」に対し空爆を 行うための下準備を整えた。国防総省当局者が明らかにした。

一方、アーネスト米大統領報道官は26日、大統領はイラク国内の 「イスラム国」への空爆を隣国のシリアまで広げるかどうかまだ決めて いないと説明した。大統領が偵察飛行を承認したかどうかについてはコ メントを避けた。

オバマ大統領はこの日、ノースカロライナ州シャーロットの米国在 郷軍人会の会合で、「われわれは自分たちの力を賢く使う必要がある」 と述べ、「手を伸ばし過ぎることがいかに危険かを歴史は教えている」 と発言した。

大統領はシリアへの言及を控えながら、「イスラム国」の一掃は 「容易ではなく、時間がかかるだろう」と述べた。

オバマ大統領はまた、米国人に危害を加える者が「遠くにいてもわ れわれの手は届く」と語った。「イスラム国」は今月、拘束していた米 国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏とされる人物を処刑す る動画を公開。オバマ大統領が「イスラム国」への空爆を停止しなけれ ば、もう1人の米国人ジャーナリスト、スティーブン・ソトロフ氏も殺 害すると警告した。

国防総省当局者は対シリア計画について話す立場にないとして、偵 察飛行を実施する時期についてコメントを控えた。AP通信は米当局者 の情報を基に、偵察飛行は既に始まったと伝えた。

原題:Obama Sets Stage for Syria Strikes With Surveillance Flights (1)(抜粋)

--取材協力:Donna Abu-Nasr、Zainab Fattah、Mike Dorning、Roger Runningen.

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