ロシアとウクライナが首脳会談、ミンスクで「込み入った」協議

ロシアのプーチン大統領とウクライ ナのポロシェンコ大統領は26日、5カ月に及ぶ両国間緊張の緩和を目指 して2国間協議に入った。

ベラルーシのルカシェンコ大統領は同国の首都ミンスクで開催した ロシア主導の関税同盟サミットについて、「込み入った話し合い」が行 われたと述べた。時には立場の「違いが鮮明化」することがあったとい う。プーチン大統領とポロシェンコ大統領はその後、2国間協議に入っ たが、会談はその夜に終わった。プーチン大統領はこれより先、ウクラ イナについて意見交換に応じる用意があると述べていた。ポロシェンコ 大統領は会合の結果に期待を表明。この会合には欧州連合(EU)のア シュトン外交安全保障上級代表およびベラルーシとカザフスタンの大統 領が出席した。

ポロシェンコ大統領はミンスク会合の冒頭でロシア語で演説し、 「この状況に引き込まれ てしまった全当事者が、それぞれの威厳を保 ちながら現状を脱したいと 考えていることは理解している。そのよう な出口戦略が可能になるようなさまざまな選択肢を協議する用意があ る。ウクライナと欧州の平和な未来につながる出口だ」と語った。

プーチン大統領がクリミアを併合した3月以来、ウクライナ政府と 親ロシア派分離主義者との戦闘により少なくとも2000人の死者が出てい る。ウクライナ政府の26日の発表によれば、過去24時間に武装勢力の戦 闘員200人とウクライナ軍兵士12人が死亡した。

ウクライナ軍のリセンコ報道官は26日、ロシアがウクライナのドネ ツク州南部のアゾフ海付近で戦闘の「新たな前線を開こうとしている」 と非難した。ウクライナは25日にロシア側から越境した装甲車群を攻撃 した際に拘束したとするロシア兵士の映像を、この日公開した。

ポロシェンコ大統領はロシアとベラルーシ、カザフスタンにウクラ イナ東部の和平実現のための支援を求めた。ウクライナの領土が尊重さ れなければならないとも述べた。

ルカシェンコ大統領によると、関税同盟はミンスクで定期的に会合 することで各位合意した。

原題:Putin Meets Poroshenko Over Ukraine in ‘Complicated’ Talks (1)(抜粋)

--取材協力:Kateryna Choursina、Volodymyr Verbyany.

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