フランス、組閣作業へ-欧州で緊縮財政への反発強まる中で

オランド大統領の指示を受け組閣作 業が進められているフランスで新内閣から生産力再建相のモントブール 氏が外されれば、与党社会党内で財政赤字削減批判の先頭に立つ同氏は より自由な立場となり、欧州全体で起きている緊縮財政への反発がさら に強まる可能性がある。

2年にわたり生産力再建相を務めたモントブール氏(51)は、26日 に発表される新内閣の閣僚名簿に含まれない見通しだ。モントブール氏 は「隷属的」で「教条主義的」な財政赤字削減が失業を増やすとして、 大統領を公然と批判した。

モントブール氏排除の動きは、欧州連合(EU)からの赤字削減圧 力と国内の景気回復を求める声との均衡を図ろうとするオランド大統領 が直面する政治的危機を浮き彫りにしている。イタリアがEU議長国の 立場からドイツ主導の財政緊縮に対抗しようとするなど、欧州で亀裂が 拡大していることも明らかとなっている。

支持率わずか17%で過去最高の失業率に立ち向かうオランド大統領 は5年の任期の後半に入る中、対策の余地は狭まりつつある。

原題:Hollande Renews Cabinet as Austerity Revolt Stirs Across Europe(抜粋)

--取材協力:Tony Czuczka、James Hertling.

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