【今日のチャート】S&P500種のPER、低下に転じる公算も

米国債の利回り動向が指標になると すれば、米S&P500種株価指数の株価収益率(PER)が低下に転じ る可能性がある。ウェルズ・ファーゴの株式ストラテジスト、ジーナ・ マーティン・アダムス氏はこう指摘する。

今日のチャートは、2年物と10年物の米国債利回り格差(赤)が今 年縮小する一方で、S&P500種のPER(黒)が上昇していることを 示している。

ブルームバーグ・データによれば、10年債利回りは25日時点で2年 債利回りを188ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上回ってい る。年初は264bpだった。S&P500種のPERは18倍と、年初の17.3 倍から上昇し、6月には4年ぶりの高水準に達した。

マーティン・アダムス氏は25日のリポートで、利回り格差が一段と 縮小すれば、「S&P500種のPERは低下する可能性が大きい」と指 摘した。同氏は、1975年以降で利回り曲線のフラット化が進んだ8期間 のうち7期間でPERが低下したことを示すデータを引用。唯一の例外 は1998-2000年で、株式市場では強気相場の時期だったという。

原題:S&P 500 P/E Reversal Seen as Yield Gap Narrows: Chart of the Day(抜粋)

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