8月26日の米国マーケットサマリー:S&P500種終値で2000台

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。 (表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3172   1.3192
ドル/円            104.03   104.05
ユーロ/円          137.02   137.27


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       17,106.70     +29.83     +.2%
S&P500種           2,000.02      +2.10     +.1%
ナスダック総合指数    4,570.64     +13.29     +.3%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .49%        -.01
米国債10年物     2.39%       +.01
米国債30年物     3.15%       +.02


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,285.20    +6.30     +.49%
原油先物         (ドル/バレル)   93.82      +.47     +.50%

◎NY外国為替市場

26日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルでほぼ1年ぶ りの安値に下げた。欧州中央銀行(ECB)が刺激策拡大へ、米金融当 局は反対に利上げへ向かっているとの見方が背景。

ドルは主要通貨バスケットに対してほぼ6カ月ぶりの高値で推移。 米消費者信頼感指数は予想外に上昇した。ニュージーランド・ドルは6 カ月ぶり安値に下落。同国の貿易収支は7月に赤字となった。ECBは 来週、政策決定会合を開く。

RBSセキュリティーズ(コネティカット州スタンフォード)の為 替ストラテジスト、ブライアン・デンジャーフィールド氏は「米国とユ ーロ圏の統計を見比べると、引き続き経済のパフォーマンスや金融政策 の方向性に違いが見られる。米金融当局は緩和的な政策からの脱却を図 ろうとしているところだが、ECBはこれから始まるようだ」と述べ、 「欧米の差異は非常に明らかで、対ドルでのユーロに売り圧力をかけて いる」と続けた。

ニューヨーク時間午後3時31分現在、ユーロは対ドルで0.1%下げ て1ユーロ=1.3176ドル。2013年9月9日以来の安値をつけた。対円で も0.1%下げて1ユーロ=137円11銭。ドルは対円でほぼ変わらずの104 円06銭

◎米国株式市場

米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は終値ベースで2000を上 回った。耐久財受注が過去最大の伸びとなったことや、消費者信頼感指 数の予想外の上昇が好感された。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前日比0.1%高の2000.05。ダウ工業株30種平均は29.83ドル (0.2%)上げて17106.70。

フィラデルフィア・トラストの最高投資責任者(CIO)、リチャ ード・シーシェル氏は「方向感はあまり強くない」とした上で、「2000 という数字は大きく注目されたが、基本に戻って景気動向を確認すべき だ」と続けた。

◎米国債市場

米国債市場では2年債入札(発行額290億ドル)で落札利回りが3 年ぶり高水準近くとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレ ン議長は先週、予想よりも早く利上げを実施する可能性を示唆した。

2年債入札の最高落札利回りは0.530%。入札直前の市場予想 は0.533%だった。前回入札(7月28日)の最高落札利回りは0.544% と、2011年5月以来の高水準だった。この日の入札で、投資家の需要を 測る指標の応札倍率は3.48倍と、5月以来の高水準となり、過去10回の 平均3.4倍を上回った。

BNPパリバの金利ストラテジスト、アーロン・コーリ氏(ニュー ヨーク在勤)は「2年債は金融当局からの圧力や当局がタカ派になる可 能性があるにもかかわらず、買いが根強く入っている。閑散な商いの中 でも需要があるのはすばらしく、大きく売られても買い手が現れること を示唆している」と語った。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによると、ニューヨーク時間 午後3時21分現在、既発2年債利回りは前日比ほぼ変わらずの0.50%。 同年債価格(表面利率0.5%、2016年7月償還)は100ちょうど。

10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の2.39%。30年債利回りは2bp上昇の3.15%。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は反発。過去2週間余りで最大の上げとな った。ウクライナとロシアの国境付近で緊張が高まったことを背景に、 安全な逃避先としての金買いが活発になった。

フューチャーパス・トレーディングのトレーダー、フランク・レシ ュ氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、「ウクライナでの戦闘が激 しくなっているため、この日は金に買いが入っている」と指摘。「この 危機がすぐには収まらないことも懸念されている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は前日比0.5%高の1オンス=1285.20ドルで終了。中心限月として は6日以来の大幅上昇となった。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディ エート(WTI)は反発。耐久財受注や消費者信頼感などの米経済統計 を受けて、景気への楽観を高めた。27日の米在庫統計では、原油在庫の 減少が示される見込み。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)の市場担当チーフストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は「米経 済を取り巻く状況はだんだん良くなってきている」と指摘。「米経済が 成長していることは否定できない事実であり、燃料需要にとってプラス であることは間違いない。問題は米経済が世界の成長を引っ張っていけ るほど強いかどうかだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日 比51セント(0.55%)高の1バレル=93.86ドルで終了した。

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