台湾CNS株を魏一族がMBKから取得へ-関係者

台湾のケーブルテレビ事業者チャイ ナ・ネットワーク・システムズ(CNS)の株式過半数を頂新国際集団 の経営権を握る魏一族が債務引き受けを含め約24億米ドル(約2500億 円)で取得することで合意した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

取引は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれ ば、魏一族はプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社 MBKパートナーズからCNSの株式過半数を買い取った。MBKはこ の取引について当局の承認を求めるという。

MBKは4年にわたりCNS売却を試みてきた。2010年にいったん 合意した中国旺旺への売却は、台湾当局が中国旺旺がすでにメディアを 保有していることに懸念を示し、昨年取りやめとなった。MBKは CNSをシンガポールで上場することも検討していた。関係者の1人 は、魏一族は他のメディア事業を保有しておらず、これが当局の承認に 向けプラスに働くだろうと指摘している。

MBKはマイケル・キム氏ら米カーライル・グループの元幹部5人 が05年に設立。06年にCNSの株式60%を309億台湾ドル(現行レート で約1070億円)で取得することに合意した。MBKの広報担当者ホン・ セイギュ氏(ソウル在勤)はコメントを控えた。頂新国際集団の広報担 当テッド・チア氏に対にコメントを求め2度電話したが応答はない。

関係者によると、モルガン・スタンレーがMBKに助言し、魏一族 はUBSからアドバイスを受けた。

原題:Taiwan’s Wei Family Said to Buy MBK Stake in Cable Operator CNS(抜粋)

--取材協力:Seonjin Cha、Adela Lin.

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