イラクのスンニ派議員、新政権協議中止-襲撃事件で米に打撃

イラクのイスラム教スンニ派の連邦 議会議員は22日、シーア派武装勢力によるスンニ派のモスク(礼拝所) 襲撃事件を受けて、新政権樹立に向けた協議を中止した。

オバマ米大統領は過激派組織「イスラム国」との戦闘で、イラク人 が中心的な役割を担うよう取り組んでおり痛手となった。

米国務省のハーフ副報道官は「今回の無分別な事件は、過激派に対 して国が団結するのを支援するため、すべての政治的領域のイラク指導 者が必要な措置を取る緊急性を示している」との声明を発表した。

クルド人部隊とイラク政府軍は米軍の空爆の支援を受けて、イスラ ム国に奪われた領土の一部を取り戻しているが、イラクでの挙国一致の 政権樹立が米国の3つの目標にとって不可欠だ。

米国はイラクの治安部隊の再建とイスラム国との戦いでスンニ派の 部族指導者の動員、サウジアラビアやヨルダン、カタールなど近隣諸国 の支援獲得を目指している。

原題:Obama’s Effort to Combat Extremists Suffers Iraq Setback (1)(抜粋)

--取材協力:Roger Runningen、Aziz Alwan、Laurel Calkins、Khalid Al-Ansary.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE