セントルイス連銀総裁:米利上げは従来想定より早期に始まる

セントルイス連銀のブラード総裁は 金融引き締めについて、米当局者らがこれまで想定していたよりも早期 に始まる可能性があるとの認識を示した。一方、アトランタ連銀のロッ クハート総裁はより慎重な姿勢を促した。

ブラード総裁は21日にワイオミング州ジャクソンホールでブルーム バーグラジオとのインタビューに応じ、「今年想定していたよりも早い 利上げに傾いている証拠がある」と指摘。「労働市場は委員会が考えて いたよりもかなり改善した」と続けた。

同総裁はその上で、連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ が遅れる場合の「2つのリスク」があるとし、「一つはインフレだ。も う一つは金融の安定が崩れることであり、こちらは重要だ」と述べた。

一方、前日にブルームバーグラジオとのインタビューに応じたアト ランタ連銀のロックハート総裁は、「早計な行動でこれまでの進展を台 無しにする」リスクがあると主張。「これまでに成長加速の可能性を見 誤った経験は多過ぎるほどある」と述べ、「慎重でありたい。もう少し 様子を見たいところだ」と語った。

ロックハート総裁もブラード総裁も、今年のFOMCで議決権を有 していない。

ロックハート総裁は初回利上げを2015年半ばと予想。ブラード総裁 は来年第1四半期末に引き締めが始まるとみている。

ロックハート総裁は「経済の進展に強い自信を持てるようになるこ とが非常に大切だ」と述べ、「これまでのところ、賃金上昇の兆候はほ とんど見られない」と続けた。

原題:Fed’s Bullard Says Job Gains Pointing to Earlier Rate Increases(抜粋)

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