米BOAのチアリーダー、バフェット氏の値踏みは正確か

米資産家のウォーレン・バフェット 氏は、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)が直面してきた多くの法 的問題が遂に解決した暁には、同行が高い利益を生み出す強い企業にな るだろうと語ってきた。間もなくバフェット氏の読みが正しいかどうか が判明する。

法規制関連の問題はBOAの利益を侵食し経営陣の集中を妨げてき たが、ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は21日、同行 にとって最後の大きな闘いと呼んでいた問題を決着させた。2008年の金 融危機を悪化させた住宅ロンーン担保証券の販売に関する米当局の調査 を終わらせるため約167億ドル(約1兆7300億円)を支払うことで合意 したのだ。

問題のある住宅ローンをめぐり頻発した訴訟の嵐が落ち着けば、何 年も続く予測不可能な利益の変動に慣れさせられてしまった株主は、事 業そのものの業績をしっかりと見つめることができる。モイニハン CEO(54)は、これまでの期待はずれな業績について、経営の邪魔に なる法的問題とそのコストが要因だと説明してきた。

ドナルドソン・キャピタル・マネジメントのグレッグ・ドナルドソ ン会長は、「BOAが素晴らしい経営資源を持っているとわれわれは考 えている。本当にそうなのかということが今問われる」と述べた上で、 「そうであればBOAの利益は急増するだろう。業績改善に全エネルギ ーを注ぎ込めるからだ。われわれが間違っていたなら、かなり早い時期 にそれが判明するだろう」と語った。

モイニハンCEOは21日、当局との問題が決着したことでBOAは 今後、未来に集中することができると言明した。

バフェット氏(83)率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウ ェイは11年8月に発表した50億ドルの投資で、資金と同時に信頼を BOAに注入した。バフェット氏は以来、モイニハンCEOの戦略を支 持し、同CEOの最も目立つチアリーダーであり続けている。

原題:BofA Seeks to Prove Buffett Right After Countrywide Legal Morass(抜粋)

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