ヘッジファンドのサンデル、小口投資家向けファンドを設定

ヘッジファンドを運用するトーマ ス・サンデル氏が小口投資家向けのファンドを準備している。同氏は合 併が絡む投資を手掛け、かつてはベアー・スターンズで故アラン・グリ ーンバーグ氏とともに勤務した経験がある。

サンデル・アセット・マネジメントは合併や買収提案、スピンオ フ、事業再編など「特別な出来事」にかかわりそうな企業に投資するミ ューチュアルファンド「キャッスルリッグ・エクイティ・イベント・ア ンド・アービトレージ・ファンド」を設定する。同社が米証券取引委員 会(SEC)に先週提出した届け出で明らかになった。初期投資の最低 額は小口投資家が2000ドル(約20万8000円)、機関投資家が2万5000ド ル。

自前のヘッジファンドを約16年間運用しているサンデル氏(53)は 企業の合併・買収(M&A)などの出来事を予想して行うイベント・ド リブン型投資のほか、物言う株主として発言していく投資に注力してい る。2006年には資産家ネルソン・ペルツ氏と組んでケチャップメーカー の米H.J.ハインツに経営てこ入れを迫った。これまで富裕層や機関投 資家向けに運用してきた他のヘッジファンドの担当者と同様に、サンデ ル氏も新たな資金源として小口投資家に目を向けるようになっている。

ファンドに関するコメントを求めてサンデル氏に電話したが、返答 はなかった。

原題:Hedge Fund Sandell Opens Event-Driven Strategy for Small Clients(抜粋)

--取材協力:Tara Lachapelle.

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