最も偉大な投資家が届け出違反-時代に適した管理手法なのか

世界で最も偉大な投資家は記録管理 で何らかの手助けを受けてもいいのかもしれない。

投資家で資産家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険 会社バークシャー・ハサウェイは、米化学メーカー、ダウ・ケミカルと 米建材メーカーのUSGへの投資について届け出期限を守ることができ なかった。USGに関しては89万6000ドル(約9300万円)の罰金処分を 受けた。

バフェット氏(83)はここ数年、少数精鋭の人材でバークシャーを 運営し、鉄道事業などの部門のトップに責任を委ねていることを自慢し ている。だがこうしたミスの発生は、報告義務が増える時代においてバ フェット氏の管理手法が適しているかどうかという疑問を生じさせる。

スタンフォード大学経営大学院のブライアン・タヤン研究員は電子 メールで、「コンプライアンス(法令順守)が義務付けられた世界で、 信頼を基盤とするカルチャーを維持することの痛みが広がっている。株 主はこうした届け出違反が大きな問題になるかどうか見極める必要があ る」と指摘した。

間違いは今回だけではない。2012年以降、バークシャーは米証券取 引委員会(SEC)にディレクTV、リバティ・メディア、ワブコ・ホ ールディングスの持ち株について期限を過ぎてからの報告を余儀なくさ れた。M&Tバンクへの投資に関する別の届け出は3年遅れだった。

バフェット氏は罰金処分が発表された際の20日の発表文で、「われ われは届け出義務を見落とし間違いを犯した」とコメントした。同氏に 将来のミスを防ぐためのバークシャーの対策について説明を求めたが、 それには応じていない。

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