ヘーゲル国防長官:イスラム国は米国への「差し迫った脅威」

ヘーゲル米国防長官はイスラム教過 激派組織「イスラム国」について、米国にとって「差し迫った脅威だ」 と述べ、掃討に何年かを要する可能性があると指摘した。

ヘーゲル長官は21日、国防総省での記者会見でイスラム国に関し、 「イラクであれ他の地域であれ、われわれのすべての利益にとって差し 迫った脅威だ」と述べた。

イスラム国が米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏を 処刑する様子を撮影した動画が今週公開され、同組織は新たに注目を浴 び、国際社会から非難されている。イスラム国はスンニ派のカリフ制国 家樹立を目指し、シリアやイラクの一部を占拠している。

同長官は「これまで見てきたどの組織よりも社会の事情に詳しく、 資金が豊富だ」とし、「単なるテロ組織を越えている。イデオロギーと 一体化し、戦略および戦術面で優れた軍事能力を備えている。資金も非 常に豊富だ」と語った。

米情報当局者5人が先週、匿名で記者団に語ったところによると、 イスラム国はイスラム過激派の真のリーダーとして主張を強める狙いも あり、欧米を標的として大規模なテロ攻撃を行う動機があると米情報機 関は分析している。

ヘーゲル長官はイラクでの米国の空爆が同組織の勢いを失速させ、 「イラクやクルド勢が態勢を立て直し、主導権を握るのを可能にした」 と説明した。

原題:Islamic State Militants Pose Imminent Threat to U.S., Hagel Says(抜粋)

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