北海ブレント原油の下落、終了か-供給過剰分をアジアが吸収

北海ブレント原油相場の過去1年余 りで最大の下落が終了しつつあるとの見方を、フランスのソシエテ・ジ ェネラルやBNPパリバ、ノルウェーのDNBが示した。西アフリカ産 原油のアジア向け供給の増加などにより過剰分が減少しているためとし ている。

ソシエテ・ジェネラルは21日のリポートで、ナイジェリア産原油の 過剰分が減少しているため、1バレル=100ドル近辺で「底値が形成さ れつつある」と指摘した。PVMオイル・アソシエーツのデータによれ ば、西アフリカからアジア向けの原油供給のインセンティブは過去4年 で最も高まっている。ブルームバーグがトレーダーを対象に実施した調 査によると、中国とインドの石油精製会社による西アフリカ産原油の購 入量は少なくとも3年ぶりの高水準に達している。

DNBのアナリスト、トルビョルン・チュース氏は21日の電話イン タビューで「今回の価格サイクルの底値近辺にいるようだ。ナイジェリ ア産原油のアジア向け供給が再び増加しており、それは市場が均衡に向 かい始めている最初の兆しと考えられる」と指摘した。

原題:Oil Glut Absorbed by Asia Spells End to Brent’s Collapse (1)(抜粋)

--取材協力:Sherry Su、Laura Hurst、Christine Harvey.

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