8月ユーロ圏消費者信頼感、予想以上に悪化-ウクライナ情勢で

ユーロ圏では8月の消費者信頼感が エコノミスト予想以上に悪化した。ウクライナなど東欧の政治的緊張の 高まりが、既に脆弱(ぜいじゃく)な景気回復を脅かしている。

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会が21日発表した 8月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス10と、前月のマ イナス8.4から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト22人 の予想中央値はマイナス9.1だった。

ウエストパック銀行のシニアエコノミスト、ジェームズ・シャッグ 氏(ロンドン在勤)は「ウクライナ問題が信頼感を損なっている上に、 イタリアはリセッション(景気後退)入りしフランス経済は停滞した」 と述べ、「スペインの成長加速などの明るいニュースをこれらが打ち消 したかもしれない」と語った。

ユーロ圏経済は4-6月(第2四半期)にゼロ成長となった。域内 一の経済大国ドイツの落ち込みが予想を上回った。独連邦銀行(中央銀 行)はこれを受け、予想されていた7-12月(下期)の回復は不確実に なったと慎重な見方を示した。

原題:Euro-Area Consumer Sentiment Drops as Ukraine Threatens Recovery(抜粋) Eurozone August Flash Consumer Confidence: Summary (Table) (抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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