スティグリッツ教授、トルコへの資金「急停止」のリスク指摘

ノーベル経済学賞受賞者のジョゼ フ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は、トルコへの短期資金の流 入が突然止まる「本物のリスク」があると考えている。

インフレ率を下回る低金利が不動産への投資を促した結果、製造業 などの輸出セクターに資金が回りにくくなったと同教授は指摘。これは 経済をゆがる恐れがあり、世界の流動性状況が変化しリスク資産に向か う資金が枯渇する環境においては、長期的な成長力に関する懸念を生じ させると分析した。

「資金が入ってきた後で突然センチメントが変わると、投資家は 『悪いが金を返してくれ』と言い出す。そうすると為替相場は急落しイ ンフレが急伸、明らかな危機になる」とスティグリッツ教授は17日、イ スタンブールでのインタビューで述べた。

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)も 先日、トルコが格下げされれば投資家の大量脱出に見舞われるだろう と、リスクを指摘していた。

原題:Stiglitz Joins Pimco Warning That Turkey Faces Exodus Risk (1)(抜粋)

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