カンザスシティー連銀総裁:雇用増が利上げは可能と示唆

米カンザスシティー連銀のジョージ 総裁は、幅広い雇用増が米経済が利上げに耐え得ることを示していると の認識を示し、こうした雇用情勢を心強く感じていると語った。

同総裁はワイオミング州ジャクソンホールでブルームバーグテレビ ジョンのインタビューに応じ、「過去3年、特に今年に入ってから労働 市場に大幅な前進が見られた」と振り返った上で、「経済の回復ぶりと その進展を見る限り、政策の正常化について議論を開始して良い時期に あると言える」との見方を明らかにした。

21日から3日間の年次シンポジウムを主催するジョージ総裁は、当 局者らは政策金利をゼロ付近から引き上げることを検討する「十分な根 拠がある」と語った。米国は2008年12月から事実上のゼロ金利政策をと っている。

7月の米失業率は6.2%、6月は5年ぶり低水準の6.1%だった。ジ ョージ総裁は、現在の失業率は「完全雇用と呼べるものから遠くはな い」と指摘。「政策の目安としてわれわれがここしばらく注視してきた ものの幾つかは既に、政策金利をゼロよりも高くすべきであることを示 唆している」と述べた。

また、当局が引き締めに向かえば金融市場のボラティティが高まる 可能性を指摘。「われわれの金融政策姿勢が次の段階に入れば幾分のボ ラティリティが見られることがあり得る。低金利が長く続いていたの で、金利の今後の道筋について市場によく伝えることが重要だ」と語っ た。

今年のシンポジウムでは、イエレンFRB議長がニューヨーク時 間22日午前10時(日本時間同日午後11時)から労働市場について講演。 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は午後2時半からスピーチを行 う。

原題:Fed’s George Says Broad-Based Job Gains Signal Rates Can Rise(抜粋)

--取材協力:Micha Rondeau.

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