米マクドナルド、モスクワ4店舗の営業停止-ロシア当局命令で

外食産業で世界最大手の米マクドナ ルドは20日、ロシアの消費者安全当局の命令に従ってモスクワにある4 店舗の営業を停止した。同当局は複数の衛生規則違反が見つかったと説 明している。

ロシア当局はウェブサイトで、原料や排水に関する調査を今週実施 し、複数の店舗閉鎖を命じたと指摘した。マクドナルドの店舗はロシア に438カ所ある。

閉鎖した店舗には、ロシアでのマクドナルド第1号店となったプー シキン広場近くにある国内最大の店舗やクレムリンに近い店舗が含まれ る。クリミアを編入したロシアに米国が経済制裁を実施した後、同社へ の風当たりが強くなっている。

安全や食品リコールに関する危機管理を手掛ける米レビックのシニ アストラテジスト、ジーン・グラボウスキ氏は、3店舗以上が同時に閉 鎖される動きは政治的動機への懸念を強めると指摘。ウクライナを支持 する米国への報復かもしれないと述べた。

マクドナルドは営業再開への方法を見いだすためロシア側の指摘を 精査していくと表明。同社はウェブサイトで「われわれの主な優先課題 は最高の品質のメニューを顧客に提供することだ。従業員の指導を継続 し、ロシアでの当社事業を引き続き成功させるため全力を尽くす」とコ メントしている。

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